「タトゥー」新国立劇場 B席3,150円
作:デーア・ローアー 翻訳:三輪玲子 演出:岡田利規
出演:吹越満 柴本幸 鈴木浩介 内田慈 広岡由里子
吹越さんの舞台を初めて見に行った!いやーほんと生で見れて声をきけてうれしい。

舞台はむずかしい。どうしてあのしゃべり方なのか、最後に妹が衣装を変えて出てきたの、ビデオの父親と妹の表情何?とか、なんで夫を撃とうとしたのか、りんご?などなどわからないことはたくさんある、ま、その説明はいらないけど。そういうことを考えるよりもまず、父親が娘に手を出すということの嫌悪感がドーンと居座ってしまう。タトゥーってそういう意味か、タメイキ。娘のほうは、父親から離れても、結婚しても、子どもができても、解決、はしない。多分父親が死んでも、父親を殺しても、父親自身が変わってもだめなんだろうなあ。なしか、なかったことかそうするしか。なんか、母親もうちょっと何とかできるでしょう。ってそういうこと言うもんじゃないのかなあの舞台に対して。
舞台でするお芝居のしゃべり方が苦手だったんだけど、今回の舞台のしゃべり方(棒読み?台本を読む、ような)も長時間聞いてるとちょっと辛いもんだと思った。あと、B席からは自分側の舞台の端や、「チューして」があまり見えませんでした。あのシーンで身を乗り出すのも恥ずかしいし。残念。