今年書初めで「習慣」と書いた。何をするにも三日坊主でだらしない自分も工夫次第で習慣化できることはないだろうかと試行錯誤している。


服の習慣
1.会社に着ていく服装を記録する
2.1か月の間で同じ上下の組み合わせはしない
3.週末に平日分の組み合わせを考える
4.家計簿以外に衣類購入の記録をとる
5.年に一度は棚卸をする


1.会社に着ていく服装を記録する
2.1か月の間で同じ上下の組み合わせはしない
TV番組カンブリア宮殿で見た片づけコンサルタントのような仕事をしている女性がやっていたことを真似している。朝出勤前、姿見に映った自分をケータイで撮り、カレンダー型の写真日記アプリに保存している。
これをすることで、自分の持っている服をある程度客観視できるようになった。毎日の組み合わせをウンウン悩んでいたがどれも似た雰囲気の服しかないから何を着てもそんなに周りに与える印象は変わらない、悩んでも無駄と思えるようになり組み合わせを考える時間を減らせたのではないかと思う。またどんな服を買うべきか店をウロ ウロ悩んでいたが、もう持っているから買うべきではない色形はある程度見えるようになった。私はとにかく灰色と黒が多い。暗い。地味。
さらに、昔から布を捨てることにすごく抵抗があって、くたびれてきた服も色や形はかわいいからと着続けてきた。そういった服を着た自分を写真に撮って、やっぱりなしだ。と捨てられるようになった。


3.週末に平日分の組み合わせを考える
これはワークライフバランスの人が「リラックスハック」という本で書いていたことで、「毎日の出来事を『予期しておく』こと、また一日を振り返って、どの部分が予想と異なったか。予想と異なったところにこそ反省するポイント、教訓がある。」という目的を果たすための行動のひとつなのだが、私はそこまで頭を使えてない。
それよりもなにより平日朝の時間短縮になった。週末掃除機をかけた後、月曜日からの予定をさっと確認して、アプリに記録した服装を見ながら服を選ぶ。過去1か月にやった組み合わせと、先週着た服は除外して、消去法で決めていくのでそこまで時間もかからない。思わぬ組み合わせを自分が気に入ったり、 箪笥の肥やしを復活させることができたりした。


4.家計簿以外に衣類購入の記録をとる
これは衣類の衝動買いをしないための策だ。節約よりも、着飾りたい欲求が勝り服や靴下にはつい財布がゆるんでしまう。いつのまにか箪笥がしまらなくなっていた。いったい私はどれくらい散財しているかを知るために記録をつけ始めた。累積していく金額を見て、無駄遣いも減ったのではないかと思う。
ブランド品など縁遠い生活だがそれでも年間10万円を超えた。いい年なんだからちょっといいものをなんて無計画に買っていたらもっと恐ろしいことになっていただろう。「ケチケチ贅沢主義」という本にも「衝動買いの落とし穴は1万円〜3万円」とあった。確かにルミネカードにそういう気持ちを食 べられていたな。


5.年に一度は棚卸をする
断捨離や片づけ本でまずやるのは棚卸だ。この前初めてやってみた。やってみたら出てくる出てくる靴下が45足。私は2足歩行である。それから会社にはもうあまり着ていけなくなってきたカジュアルな半そでTシャツが20枚。それに対してこれからより必要になってくるきちんとした服が極端に少ないし、くたびれている。スーツもだましだまし着ていたがいい加減デザインが古すぎる。
変なTシャツやかわいい靴下が大好きだけど、私は今スーツやジャケットを買うべきなんだ!!!とすごくはっきりとわかった。


裸でなければ何でもいいのに、何を着るかずーっと悩んでいる。自分の経済力と衣類にかけられるバランスもよくわかっていな い。わかったところででもおしゃれしたい。おしゃれに見られたい。そんなぐちゃぐちゃな思考と行動を整理するために記録を取り、計画をしていこうと思った。


写真:現在の全靴の記録