肌断食 ---スキンケア、やめました

肌断食 ---スキンケア、やめました

美容にはお金をかけない、優先度は低くすると決めてきた。ただ最低限の清潔だけでなくもう少し身綺麗にはしていたくて@コスメやドラッグストアをウロウロしてきた。クリスマスコフレやネイルアートには全くお金を払う気はないが、髪や肌はある程度本腰入れて自分に合うものを探さなくてはと思っていた。でもここにきて「肌断食」「湯シャン」というものを知って、スキンケアとシャンプーを選ぶ悩みが減りとても助かった。

「肌断食」はちょっとスピ入った人か、たまに@コスメなどにいる成分の危険性ばかりを声高に言う人の本かなと思っていたが、化粧品関係の人ではなくドイツ語翻訳の人が書いており読んでいて面白かった。ズボラなところも親近感が沸いた。肌断食するんだから、これ食べて、これ食べないで、ちゃんと寝て、ストレス溜めないで、なんて言われたらやる気は出なかったと思う。それにしても化粧品関係の人にこの本の話はできないなあ。でもどう思っているんだろうととても気になる。


・顔の習慣

【朝】水かぬるま湯で洗顔 → 目の下のクマとシミにワセリンを塗りコンシーラーをつける → 肌が粉をふいていたらそこにもワセリンを塗る → パウダーをはたく → ポイントメイク(ビューラー・アイシャドウ・マスカラ・チーク) → 唇にワセリン・口紅


【昼】メイク直しは昔から習慣化できておらず、気になるところにワセリンを塗る程度


【夜】シャワー時にお湯で顔を洗い、マスカラを指でつまんで落とす → アイメイクをワセリンで落とす


スキンケアについて、もともとがハトムギ化粧水とニベア青缶という安上がりなものだったからか、肌断食を始めてから肌が粉をふくことはあるが、皮がむけるということはなかった。テレビや雑誌で見るようなツルッとした肌は化粧品がないとできないが、わざわざお金をかけて肌を傷めるぐらいなら、私は季節や体調で変化する肌にワセリンだけで対処していけばいいや。

ポイントメイクについて、アイラインは落とすのが大変なので毎日はやらなくなった。眉毛は私にとって書くものではなく存在をなくすものである。それほど剛毛なので、これまでKATEの眉マスカラを愛用していたが、最近は自分でする眉ブリーチが意外と手軽だと知り買い求めて自宅でやっている。


・体の習慣
石鹸を汚れの気になるところにだけ使っている。タモリ式だとそれで湯船につかるらしいが、寒い時期以外はシャワーですませてしまっている。特に支障はない。

「風呂上りすぐオイルを塗り、押さえるように体を拭く」というのをオイル2本分くらいやっていたのだけれど、「肌断食」を読んでこれもやめてしまった。ただ、ひじかかとの硬さや黒ずみは気になるので、角質用ジェルはそこに使おうかなとまだとっておいてある。

去年くらいから日焼け止めを塗ったその箇所がひどく粉をふくということがあった。自分には成分が強すぎたのではないだろうか。次の夏は吸収剤の入ってないSPF値の低いものを探そうと思う。


・髪の習慣
もともとシャンプーを信じてなかった。どんなメーカーのを使っても広告のようにはならないんだもん。なのでせめて環境にやさしいであろうせっけんシャンプーを使っていた。

山口晃の「すずしろ日記」を読んで「風呂は入る程汚れる。代謝のサイクルがかわってくる為だろうか。毎日入る人間は毎日汚れるが、四日に一度の人間は四日たたぬと汚れない。」と書いていたのでそうかと髪を洗うのを二日に一度にしていたら早速かゆくなって断念。

その後「湯シャン」を知り、よく売れているあの本はまだ読んでいないが、シャンプーを使うのは週一程度というのを続けている。髪質は変わってない。シャンプーを使っても使わなくても同じなら使わなくてよい。シャワーの 時間も短くて済む。においは気になるのでヘアフレグランス的なものを使っている。ただ最近頭頂部の地肌が前より見えてくるようになった。歳のせいなのか、湯シャンのせいなのか、季節のせいなのか、ヘアフレグランスのせいなのか、少し様子見をしている。

白髪については、全体が気になってきたら市販の白髪染めで安く染めてくれる美容室でお願いし、伸びてきたら自分で染めている。

髪型と髪を切る美容室についてはまだ放浪している。悩みはつきない。