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先日母とお出かけをしました。
目黒駅→庭園美術館→白金台駅→神楽坂→早稲田→神楽坂
貧乏性なのであっちもこっちも行きたがり親子。

庭園美術館は母が好きでよく一緒に行きます。今はおじいちゃんになってから絵を始めた人の展覧会でまぁ人が少なかったです。アールデコの建物を見るだけでも楽しいと思います。芝生が好きなので庭園の芝生でお弁当を食べるのが気持ちいいです。

白金台は駅が出来たせいか新しいお店が増えていました。交差点のPER REGALOというイタリアンでマカロンが売っていたので思わず買ってしまった。イチゴとピスタチオとチョコ。イチゴはすごくやわらかくて甘酸っぱくて、チョコはずっしりチョコでどれも程よく甘くおいしかったです。

母が神楽坂に行きたいといったのは絶対「拝啓父上様」を見ているせいで、ところどころで「主役のあの子が」とはしゃいでいました。先日の日記で女は歳取ったらはしゃがないと書いたけど、違いました。はしゃぐおばさんは一番身近にいました。毘沙門天の前で「主役のあの子は帰り道にこういう風にお参りするの」とやって見せてくれたり、「こんな感じのアパートに住んでるのよね」と教えてくれたりしました。

神楽坂は料亭が多くてどのお店もいちいち玄関がきれいで菜の花や盆栽が飾ってあって、ため息をつきました。あと裏千家の本部みたいなお屋敷があってすごかったです。免許取るために支払ったお金で建てたのねとか2時間ドラマで出てきそうねとか下世話なことをしゃべりながらジロジロ見させていただきました。

そのまま路地に入ったり、寄り道をしたりしながら早稲田へ向かいました。知らない町を歩いていると聞いたこともない地名の看板が出ていて面白いです。この界隈はかっこいい地名が多いと思いました。二十騎町と言う地名に母は激しく反応していて、理由を聞くと「うま年だから」とのことですが、同じうま年の私の反応がいまいちなのを見ると「だって20も騎馬がいるのよ！」とわけのわからない説明をされました。

途中和菓子屋でイチゴ生クリーム入りドラ焼きなどを買い、寺の階段で食べたり、○○荘と名のついたいい感じの古いアパートがたくさんあってのぞいたりしました。サッシも階段も廊下も木造のアパートとかすごかったです。玄関が開いていたのでチラ見したら靴箱とポストはなぜかアルファベットで割り振られていて猫のにおいがしました。

それから草間やよいのスタジオがあったり、フォークリフトが歩く路地歩く路地にあって「わ！またあったよ！」と言ったりしました。早稲田では戸山公園で箱根山に登りました。早稲田大学生と思わしき若人がミュージカルの練習をしたり、リレーをしたり、ビールかけをしたりしていました。なんか一生懸命な人が多い大学なのかなと思いました。あと広場に白いユニフォームの野球部員がいて母が「あれハンカチ王子の高校じゃない？！」と言ってまたはしゃいでいました。

それにしても歩きすぎました。万歩計2万を超えました。