先日、東京都写真美術館へ「オン・ユア・ボディ」を見に行きました。ロマンティックなイルミネーションをズボンで見るむなしさよ。
展示が思ったより少なくて物足りない。せっかく女だらけなんだからけんかぐらいしてくれてもいいのに(違う)。それぞれの写真家コーナーに名前と作品だけっていう展示は意図があったのだろうか。パンフレットに題名が載っていて立ち止まって読んでる人がいっぱいいまいした。私もその一人。
志賀理江子さんの女の子の顔いっぱいのが気持ち悪くてよかったです。

それからナディッフ アパートへ寄って立ち読みまくり(浅田家という写真集、都築興一の服のやつ、グットデザインカンパニーの本、高橋コレクション(医者ってすごいね!)の本、平野啓子(美人!)の本・・・)、Taco Park(たこ公園)でひとすべりして帰りました。



写真ってひとつのタイトル、カテゴリーに対して何枚かないとよくわからない。何枚か見てその共通点から何が撮りたかったのか初めてわかるもんだなあ。
学生のとき写真を撮ったりするサークルに入っていて(HIROMIXが流行った後にね!)、学内の展示会などを催していました。
私が自分で決めたあるテーマに沿って5枚組みの作品を出したら、女の先輩に「何枚かではなく1枚で力のある作品の方が私は好き」と言われました。
1枚で力のある作品なんてこのサークルのどこにあんのよ、写真で表現したいことってやっぱり何枚かないと伝わんないんじゃないかと思うよ!報道写真じゃないんだから。と10年越しで言い返してみる。ここで。
そういうことなのかどうか、写真についてそういうことがあるのかどうか専門的なことなどまったく知らないけど。っーか枚数なんてどうでもいいのに何でそんなこと言われたんだろう。当時も好かれてはいないと思っていたけどその先輩に相当嫌われていたんだなと今気づきました。



「On Your Body」東京都写真美術館 2008/10/18-2008/12/7 700円