漫画「バカ姉弟」がアニメ「ご姉弟物語」(テレビ朝日・土曜日・11:20〜)としてテレビでやってたので何度か見た。おねいちゃんのおでこが私と同じで広くてかわいいわあなんて思うのだが、つい自分のこどもの頃と比べてしまう。私はあんな周りの大人が優しくしてくれるようなつい世話を焼きたくなるような、素直でかわいいこどもではなかった。挨拶もお礼もろくにできないもじもじしてちゃんと会話ができないこどもだった。そんな子に大人だってどう接したらいいかわからないし、面倒くさかっただろうなあと今では思う。誰だって明るく朗らかで一緒にいて楽しい人のそばにいたいよね。だからご姉弟には少し嫉妬してしまうのね。
それから私は長女なのにあんなに生活力なかったなあというところでも比べてしまう。まあそりゃあ漫画なんだからねえっていうよりももっと自分がだめだったから。かぎっこなのにかぎを家に忘れたり、お風呂を沸かしている最中に寝てしまって沸騰直前まで熱してしまったり、マッチで火遊びして家のもの燃やしちゃったり(火事にはならなかった)、妹の世話らしいこともしたおぼえないし。
このお話はこどもの目線で生活がみっちり書いてあってそういう記憶がずばばんとよみがえってしまうので注意して見ないといかん。
いやいや周りの大人は優しかったんだろうけど私が自分がこうしたいこうして欲しいを考えすぎてただいじけてるだけなのか今でも。わあああ今でもだ。