最近「あしながおじさん」をおじさんの目線から読むということを書いた文章に2度も行き当たり(中村好文「住宅読本」 と 東急電鉄のフリーペーパーSALUSに載ってた山下淳史という人のコラム)、これは自分内おじさん濃度を測るべく読んでみないとなと思っています。

あしながおじさん」は昔アニメで見ただけで、藤色のライティングデスクと寮生活がうらやましかったのと、男の人のあごが長くてかっこわるいと思った事を覚えています。

小学生の頃はこのアニメや子ども向け小説のおかげでとにかく寮生活にあこがれていました。「ふたりのロッテ」など外国のもだけど一番は「あじさい寮物語」シリーズ! 遠藤みえ子・作 三木由紀子・絵(さっき思い出しながら調べました)クレヨン王国と同じ絵だったので読んだのだけど面白かったなあ。

多分集団生活は好きじゃないと思うけど、狭いところに必要な分だけ実用的に物が納まっている空間が好きなのだと思います。絵本のノームの家とか、バーバパパの家とか、飛行機のトイレとか、よくSF映画にある真っ白な壁のボタンを押すとベッドからクローゼットからテーブルから色々ジャーンて出てくるのとか。実際は必要じゃないけど捨てられないものに埋もれているのでやっぱり今でも寮生活はあこがれます。