THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則 (ワニ文庫)

THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則 (ワニ文庫)

ルールズを読みました。恋愛のマニュアル本読むなんていたい子だわ、と思いながら。でも読む前の私がいたい子だったということがわかりました。恋愛関係で。あ、それにかぎらず人間関係で。
私は自分から人を好きになると、なんだかいつもおかしくなって、明らかにおかしくなったせいでうまくいかないどころか相手に迷惑をかけてきました。うまくいかないのはおかしくなったせいだけではないだろうけど、他のことに比べても何百倍も一人で苦しがっていました。
おかしくなるとかってそんなひとことで片付けてしまう言い方は好きではないですが、松井冬子の絵―――ウェディングドレスを着て好きな男を思いすぎて髪の毛が抜けて、頭をかきむしりすぎて頭の中身が見えているのにうっすら笑っている女性―――みたいな感じでしょうか。(最近なにかの文庫の表紙に使われていました。)あのエネルギーは他に転用できないものか、だってみんな持ってるだろうし。
好きな人と仲良くなりたくてその人の前だと自意識でぎこちない態度に突拍子もない会話、自分のことをもっと知って欲しくてなんとか時間を共有しようとしてみたり、自分のその時思ったことを全部言うのが正しいことだと信じていました。それからどうせ考えたってわかりやしないんだからと相手(好きな男以外でも)がどう思うかよく考えないでつきあいをしてきました。で、どうせ自分を変えられないってめんどくさがっていました。もーねーそんなんじゃだめなんだよ、当たり前じゃんって、できてなかったんだよなー。

場外で乱闘気味のひとり相撲 おお!5・7・5!

今まで私を振った人にも、私が振った人にも、私を無視した人にも、私が無視した人にも、あやまりに行きたいです。そうそうそういう私は来るものはすっごく拒んだから。
ちょっと今衝撃がおさまらずにいていつにもましてこんな文章。恋の法則ガールになるかならないかは別にして、これから少しは日々努力して、ありえない妄想は控えて、自分がどうなろうか考えようと思いました。